5歳と4歳になるミニチュアダックスフンドを飼っている。
猫はもとから好きだったが、二人が我が家に来てから自分は犬好きになった。
人懐っこくて、喜怒哀楽を素直に表現し、家族が外出しようとするとグズリ、帰宅すると飛び回ってよろこび、
甘え上手でよく抱っこをせがむ。本当に心が癒される。
今、世の中は空前のペットブームである。
ただし、このペットブームが良いことだとはとても思えない。
① 需要があれば、商売になる。
↓
② 商売になるから繁殖させる。もしくは捕まえる。
↓
③ お客が欲しいのはかわいい子犬。
↓
④ 成長するまで売れ残ってしまった犬は、
今後売れる見込みが少なく、えさ代がかかるため
処分される
↓
⑤ 毎年40万匹以上の犬猫が保健所に送られる。
↓
⑥ 彼らは入所後3日後に殺される。
という図式が見えてくる。自分はペットショップで働いていたわけで はないが、素人が考えてもこれだけのことはわかる。実際にはもっと
酷い現状があるのではないかと思う。
ペットを飼うということは本来意義があることだと思っている。
ペット犬が電柱におしっこするのをやめないからって怒る飼い主は
いないだろう。
そもそも人間と犬とは体の構造、考え方、習慣に違いがあるのだ。
よって、
ペットと暮らすということ = 「異文化コミュニケーション」
であるのだ。
「立場や考え方の違うものを理解して共生」しているのだ。
これって何かに似てないか?
「立場や考え方の違うものを理解して共生」することができないことが、「いじめ」なのだ。「戦争」もその中に含まれるだろう。
ということは、ペットブームがきているということは、「いじめ」や「あらそいごと」は少なくなってしかるべきだと思うのだが、実際はそうなっていない。
なかなか人間って、身近なことから勉強しないんだよね。
更に、今のペットブームが将来人間を苦しめることになるだろうと思っている。
今、さまざまな日用品の値上がりが起きているが、これは止まることはない。ガンガンあがり続けると思う。
実は、世界は3年後には「ピークオイル」を向かえるといわれている。
これは石油の需要と供給のバランスが崩れだすということだ。
ということは、今後石油は加速度を上げて値上がりするということだ。
考えて欲しい。
リッター200円、300円のガソリンを。
とても車に乗る気にならなくなる。
でも、このことが現実問題間近に迫っている。
よって石油製品が値上がりするのはもちろんだが、外国からの輸入している食料品はどんどん値上がりする。しかも日本が自分で作っている食料は40%(穀物は28%)しかない。
さらにここで地球温暖化が追い討ちをかける。世界中で不作が見られ、食料が取れなくなってきている。高い金を出せば買うことはできるかもしれないが・・・・。
食料は今後値上がりし続け、2~3倍もしくはそれ以上上がってもおかしくないだろうと考えている。
話を本題に戻すと、そういった食料事情の中で人は自分の食料を確保すのに精一杯になるだろう。1日3食だって厳しいと思う。
そのときペットはどうなるのだろうか?
おそらく半数以上の飼い主がペットを捨てるのではないかと思っている。
そのときに真っ先に捨てられるのは餌代がかかる大型犬だろう。
小型犬は捨てられても生きていくのが難しいのではないか?
保健所にしても収容が間に合わなくなる。
ペットをかわいがりすぎることで、ペットを殺さなければいけなくなる逆転現象がいつか起こるような気がしてならない。
ましてや、野に放たれた大型犬や他の動物たちと食料をめぐって人々が争っている姿が簡単に想像できてしまうのは自分だけなのだろうか?
ペットブームには必ず大きなしっぺ返しがくるような気がしてならない。